ストリーショーの解説
サファイア物語
海の向こうにジョージアという国があります。カスピ海と黒海という2つの海に挟まれ、北側には5千メートル級の山々がそびえ立つ「大コーカサス山脈」が、南には小コーカサス山脈があり、間に挟まれたジョージアはシルクロード交易の要となっていました。昔。青い石のことをすべてサファイアと呼んでいました。
ジョージア語でサファイアをサフィロニにといいます。そう私たちの舞踊団サフィロネビはサファイアという意味でなんす。アフガニスタン産の青い石「ラピスラズリ」はこのシルクロードを通って、エジプトやヨーロッパに運ばれて行き、ツタンカーメンの黄金のマスクや宝飾品、油絵の絵の具ウルトラマリンに使われました。当時、絵の具に使われるラピスラズリは金よりも高価だったのです。
本日は、12世紀、タマル王時代のジョージアから、貴族や商人、山で敵の侵略から国を守る勇者、村の人々の様子を描いた踊りをご覧頂きます。
サファイア泥棒
海の向こうのにジョージアという国があります。カスピ海と黒海という2つの海に挟まれ、北側には5千メートル級の山々がそびえ立つ「大コーカサス山脈」があります。富士山が3776mですのでそれよりもずっとずっと高いのです。南には小コーカサス山脈があり、間に挟まれたジョージアはシルクロード交易のルートの要となっていました。
昔、青い石のことをすべて「サファイア」と言っていました。アンサンブルサフィロネビの「サフィロネビ」はジョージア語で「サファイア」という意味です。
アフガニスタン産の青い石「ラピスラズリ」はこのシルクロードを通って、エジプトやヨーロッパに運ばれて行き、ツタンカーメンの黄金のマスクや宝飾品、油絵の絵の具ウルトラマリンに使われました。当時、ウルトラマリンに使われるラピスラズリは金よりも高価だったのです。
そんなある日、ジョージア王朝の大切なサファイア「タマルの慈悲」が盗まれます。
キンタウリ
当時のトビリシにはシルクロードを渡り歩き商品を仕入れたの土地で売り歩いていた商人たちがいました。
商人たちはレストランで興行をして客を集めて商品を売りさばいていました。
色々な土地で商売をしながら、盗まれたサファイア(タマルの慈悲)のありかを探し、ついに商人たちは大コーカサス山脈に出没する盗賊が盗んだことを突き止めます。
スワヌリ
国を守る力があるサファイア(タマルの慈悲)を怪盗から取返すために村の人々は立ち上がります。大コーカサス山脈に暮らす人々は常に敵から、美しい自然に囲まれた国と愛する家族を守る、生まれながらの誇り高り戦士たちなのです。
ティウルリ(勇者リオニ)
とうとう、村人は険しい山岳地帯まで盗賊を追い詰め、ここからは一騎打ちとなります。村人はすべての願いを勇者リオニに託します。
サマイア
不思議な力を持つサファイア「タマルの慈悲」は無事に王宮に戻り、国は豊かで平和になました。王は神と民とに感謝の祈りを捧げます。
ラチュリ
世界一にんにくを美味しく食べるというジョージア料理の中で日本で一番有名なシュクメルリ。その料理の発祥の地、シュクメリ村では平和な日常が戻たことを村人たちは喜び合います。
ピロスマニ物語
ピロスマニ(アチャルリ)
ピロスマニ
1980年代前半にヒットした、今でも日本でよく知られた 絵描きさんの歌があります。ジョージアは日本人の99%が知らない国ですが、その ジョージア人の絵描きさんの恋の話は たくさんの日本人が知っていると思います。
キンタウリ
海の向こうのにジョージアという国があります。カスピ海と黒海という2つの海に挟まれ、北側には5千メートル級の山々がそびえ立つ「大コーカサス山脈」があります。富士山が3776mですのでそれよりもずっとずっと高いのです。南には小コーカサス山脈があり、間に挟まれたジョージアはシルクロード交易のルートの要となっていました。
昔、青い石のことをすべて「サファイア」と言っていました。アンサンブルサフィロネビの「サフィロネビ」はジョージア語で「サファイア」という意味です。今日は青い石の中から「ラピスラズリ」のお話になります。
アフガニスタン産の青い石「ラピスラズリ」はこのシルクロードを通って、エジプトやヨーロッパに運ばれて行き、ツタンカーメンの黄金のマスクや宝飾品に使われました。
今日最初にご覧いただくのは、そのシルクロードを足げしく動き回っていろんな国の商品を仕入れ、いろいろな所で売っていた商人たちの踊り「キンタウリ」です。