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サファイア物語(20分)

サファイア泥棒

海の向こうのにジョージアという国があります。カスピ海と黒海という2つの海に挟まれ、北側には5千メートル級の山々がそびえ立つ「大コーカサス山脈」があります。富士山が3776mですのでそれよりもずっとずっと高いのです。南には小コーカサス山脈があり、間に挟まれたジョージアはシルクロード交易のルートの要となっていました。

昔、青い石のことをすべて「サファイア」と言っていました。アンサンブルサフィロネビの「サフィロネビ」はジョージア語で「サファイア」という意味です。

アフガニスタン産の青い石「ラピスラズリ」はこのシルクロードを通って、エジプトやヨーロッパに運ばれて行き、ツタンカーメンの黄金のマスクや宝飾品、油絵の絵の具ウルトラマリンに使われました。当時、ウルトラマリンに使われるラピスラズリは金よりも高価だったのです。
そんなある日、ジョージア王朝の大切なサファイア「タマルの慈悲」が盗まれます。

ダヴルリ

お城では貴族たちによる華やかな舞踏会が開かれていました。

サマイア
不思議な力を持つサファイア「タマルの慈悲」は無事に王宮に戻るのでしょうか。、国は豊かで平和になました。王は神と民とに感謝の祈りを捧げます。

キンタウリ
当時のトビリシにはシルクロードを渡り歩き商品を仕入れ、他の地で売り歩いていた商人たちがいました。
商人たちはレストランで興行をして客を集め、商品を売りさばいて生活していました。色々な土地で商売をしながら、盗まれたサファイア(タマルの慈悲)の行方を探し、ついに商人たちは大コーカサス山脈に出没する盗賊が盗んだことを突き止めたのです。

スワヌリ

国を守る力があるサファイア(タマルの慈悲)を怪盗から取返す為に、村の人々は立ち上がります。大コーカサス山脈に暮らす人々は常に敵から、美しい自然に囲まれた国と愛する家族を守る、生まれながらの誇り高り戦士たちなのです。

ティウルリ(勇者リオニ)
とうとう、村人は険しい山岳地帯まで盗賊を追い詰めました。ここからは一騎打ちとなります。村人はすべての願いを勇者リオニに託します。

ラチュリ
不思議な力を持つサファイア「タマルの慈悲」は無事に王宮に戻り、国は豊かで平和になました。
世界一にんにくを美味しく食べるというジョージア料理の中で日本で一番有名なシュクメルリ。その料理の発祥の地、シュクメリ村では平和な日常が戻たことを村人たちは喜び合います。


ピロスマニ物語(10分)

トビリシの街

巨匠ピカソは。ジョージアにはピロスマニがいるから私の絵はいらない、と言った。
彼はジョージアの首都トビリシでレストランなどから依頼を受けて絵をかいて生活していた。そしてある日、運命の人である、フランス人女優のマルガリータと出会う。

百万本のバラ

1980年代前半にヒットした、今でも日本でよく知られた 絵描きさんの歌があります。ジョージアは日本人の99%が知らない国ですが、その ジョージア人の絵描きさんの恋の話は たくさんの日本人が知っていると思います。


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